10月本部月例研究会報告.
10月の本部月例研究会は、
少し甲冑武具から離れるのでどうかと思いましたが
参加者は20名を超え、榎町地域センター和室で14日に開かれました。
当会評議員で帽子作家でもある松本由伎子氏を講師にむかえて
どんな点に日本甲冑の兜の造形に啓発を受けて自らの作品にしたかを、
ご子息が画像を映しながら語って頂きました。
さすがプロの目の確かさで、
初期の作品は何を引用にしているかがわかるほどのしっかりしたフォルムで、
近年の作品はそれが昇華して
まさに精悍で風を感じるというコンセプトの帽子となり
一同感心しました。
後半は持参した帽子をかぶり
楽しい着帽体験と、歓談の時となりました。
来月の11月研究例会は、戦国時代の終焉、
大坂の陣までの頭形兜持ちより鑑賞会です。