12月本部月例研究会報告.
12月1日と早目に開催された研究例会は戦国期をテーマとした著作が多い竹村常務理事から、
ほぼ未紹介の本庄繁長所用の兜・大旗・軍扇・采配等をスクリーン画像で紹介していただきました。
それぞれの品のほとんどは出羽國鮎貝・常安寺所蔵です。
繁長は日本を席巻した徳川家康とちょうど3年早い世代を越後に生きた武将です。
事務能力もある勇猛な戦国武将の地方ゆえの生きざまを遺品により接する思いで、
30名近い参加者が感慨深く聞き入りました。
時期的に東北では、武具の転換期にあり、講師の解説にはいろいろ学ぶことの多い研究会でした。
これで今年の月例研究会活動を終わりますが、皆様のご協力により大変良い活動内容でした。
ここで厚くお礼を申し上げるとともに来る年が皆様にとって幸多い年であることを願っています。