近畿支部9月度研究例会のご報告.
近畿支部平成27年9月度研究例会
9月27日(日)、エル大阪会議室において15名の参加を集め、持ち寄り研究例会(前立の研究)を行いました。
中世の鍬形や、他に例を見ない珍品と言ってよい品まで、前立を中心とした立物が数多く出品されました。
前立の沿革について解説があった後、意見交換ではオリジナルの前立がついた兜の希少性について再確認しました。
普段、甲冑を鑑賞する際には兜の付属物として認識されがちな前立です。
しかし、個々の作品として見た場合には入念の作や個性的なものも多く、認識を新たにすることができました。
次回の活動は、10月10日(土)に高津古文化会館で開催中の特別展「纏う美・甲冑」の見学を行う予定です。
――― 研究例会の様子です。写真に触れると拡大されます。―――