平成29年3月本部月例研究会のご報告.
29年3月26日、板橋区立郷土資料館において開催中の特別展「武具繚乱(りょうらん)―関谷弘道氏甲冑武具刀剣類コレクションを中心に―」を評議員の山田怜門氏の解説で見学しました。当日は雨天に加え、開催日最終日のため会員に中には既に見学した方もいたため20人の参加者でした。
最初に入口正面に展示されている特別展のポスターや図録にも使用された金箔押仏二枚胴具足の解説から始まり、越前松平家五代藩主松平綱昌所用の伝来がある鉄潤色塗紅糸威二枚胴具足、彦根藩家臣斎藤一之丞所用の鉄朱漆塗紺糸威桶側二枚胴具足等5領の具足を中心に調査で分かったことや、甲冑の特徴等を説明しながら、参加の会員からの質問にも答えていただきました。
関谷弘道氏が平成に入ってから生前に収集した甲冑類60余点は近世の甲冑類を再認識できる展示内容でした。
図録は一冊1,000円(全カラー95ページ、DVD付き)で、在庫がまだあるということですので、興味を持った方は直接、板橋区立郷土資料館へご注文下さい。