平成30年日本武道館鏡開き式のご報告.
平成30年(2018)1月8日(月・祝)、公益財団法人日本武道館主催恒例の「鏡開き式・武道始め」が開催されました。
今年の大将軍は(公財)日本武道館常任理事川端達夫氏、副将軍は(公財)全日本柔道連盟代議員吉田忠征氏と当「保存会」会長永田仁志以下、全61人の構成でした。
今年は、日本国政府とロシア連邦政府が安倍晋三総理、ウラジミールプーチン大統領「日露首脳会談」の合意に基づき二国間関係の様々な分野を包括する大規模行事の実施を含む「ロシアにおける日本年」「日本におけるロシア年」が本年開催されることとなりました。このためロシアからスポーツ省次官セルゲイ・コシロフ氏、武道連盟事務局長ラミリ・ガバソフ氏、武道連盟事務局長顧問アルトゥール・アヴェティシャン氏が「鏡開き式・武道始め」視察のため武道館へ来館され、セルゲイ・コシロフ氏とラミリ・ガバソフ氏が大鎧を着用し鏡開き式・三献の儀に参加されました。
三献の儀(さんこんのぎ)が厳粛に行われた後、大将軍により勇ましく鏡餅が打ち開かれ、続いて副将軍2人により酒樽の鏡板を打ち開き、館内の多くの見学者の拍手のなか、3軍に分れ甲冑武者が大道場内を堂々と進軍し、さながら歴史絵巻を見ているようでした。