近畿支部令和2年11月月例研究会のご報告.
令和2年(2020)11月8日(日)高槻市立しろあと歴史館にて開催中の第42回企画展「侍アート 高槻の武具 ~刀・槍・甲冑~」を見学した。
当会会員でもある千田学芸員による解説がなされた。本来なら別の展示の予定であったが、コロナの影響でしろあと歴史館の収蔵品や委託品を中心に展示開催された。
しかしながら平素からの地道な研究によりその展示は非常に充実したもので、十分に見応えのあるものであった。
高槻藩主永井直清が大坂の陣で着用した甲冑である丸胴具足をはじめ、高槻藩の藩士の具足が六領ほど展示され、
また刀剣や刀装もそれぞれの展示物を鑑賞しやすいようまた保存に配慮してあり、会員以外の鑑賞者も食い入るように鑑賞していた。