5月度本部月例研究会のご報告.
研究月例会は五月晴れというより夏を思わせる晴天の5月17日に『二枚胴についての意見交換会』として榎町地域センターで開かれました。会場には、十領に及ぶ個性豊かな二枚胴が持ち寄られました。
始めに小松康祐専務理事が大鎧から二枚胴までの概略について説明があり、江戸時代の大破した二枚胴を使い、肩上の取り付け、胸、腰取等のざっとした形式についての説明をしたのちに意見交換会が始まりました。
なぜこれほど簡便なのに普及しなかったのか?揺ぎ糸の長さの意味は?発手の刳れの生じたわけは?等々の疑問に実に的を射た意見が寄せられ、とても良い研究会となりました。詳しく紹介する余地がありませんが、一つ・・・「蝶番」のよみかたは?一般的には「ちょうばん」が多用されていますが、広辞苑では「ちょうつがい」が正解のようです。