10月本部月例研究会報告.
10月の本部月例研究会は、
晩秋になろうとは思えない晴れ渡り暖かな21日、
寄居町にある鉢形城歴史館で「武士の美」展を
関西、東北からの熱心な多くの会員を交え見学しました。
この展示は当会副会長の小菅一憲氏のコレクションからなり、
まさに合戦場で武士が現す
命がけの綺羅を髣髴とさせる展覧会でした。
なお開催は、11月25日までですので、
是非お出かけください。
小菅氏解説により皆熱心に見学した後は
鉢形城の散策となりました。
鉢形城は1476年に長尾氏家督内紛から
景春が築城した中世城郭です。
変遷があった後、有名な「河越夜戦」で虎口を脱した北条氏が
氏邦を入れ関東の拠点として整備拡張させ、
開城しましたが落城しなかった名城です。
今は寄居町の努力で広い保存のよい城址は
美しい公園となっています。
案内係りの方の歴史、縄張り説明を伺いつつも
コレクション見学の感想を話しながらの
楽しい散策は一時間を越えました。
歴史の中に埋没するこんな体験が出来る当会への入会を
切にお勧めいたします。
学生会員もあります。
この場を借りて大変お世話になった歴史館館長さん始めスタッフの皆様に
例会担当として厚くお礼申し上げます。