一般社団法人 日本甲冑武具研究保存会

The Association for the Research and Preservation of Japanese Helmets and Armor

甲冑シンポジウム「戦国の出で立ち」参加のご報告.

 埼玉県立歴史と民俗の博物館、当会、(株)カプコンの共催で開催中の特別展「戦国図鑑」関連事業として、甲冑シンポジウム「戦国の出で立ち」が7月19日(日)午後2時から行われ、当会の参加者も含め100人以上の入場者がありました。
 当会竹村雅夫専務理事が「戦国出で立ち」、西岡文夫副会長が「甲冑製作の実際」というテーマで基調講演をした後、永田仁志会長、松本国彦副会長、小松康祐専務理事も加わり、5人による「道祖土家(さいどけ)文書に見る戦国の出で立ち」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
 司会者の杉山正司副館長から、道祖土家文書を基に再現し展示されている騎馬の兜と前立、従者2人が被っている陣笠や腹巻、旗等について質問が出され、パネラーが答える形で進行しました。最初に菅野茂雄常務理事から展示されている馬・鞍等の説明もあり、2時間という短い時間にもかかわらず充実した内容のシンポジウムでした。

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